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末梢循環をリアルタイムに可視化
当社のコア技術は、DCS/SCOS*1とNIRS*2を統合した独自の光計測プラットフォームです。末梢組織における血流量と酸素動態を、非侵襲・連続的に同時評価することが可能です。
計測指標:
- 組織血流速度/血流量(BFI: Blood Flow Index)
- 組織酸素飽和度(StO₂)
- 相対酸素代謝率(rMRO₂)
- 酸素化ヘモグロビン濃度(HbO)/脱酸素化ヘモグロビン濃度(HHb)
本測定技術については、国内特許を出願中(特願2022-139865)であり、独自技術として知的財産による保護を進めています。
製品展開:
- ウェアラブル末梢循環モニタ TERAS:小型・装着性に優れたSCOS-NIRSを搭載
- 研究用末梢循環モニタ MyoFlux:マルチチャンネル・検出深度のカスタマイズも可能
- 受託モジュール:深部検出性に優れたDCS-NIRSの提供も可能
末梢循環状態の定量評価機器として、臨床現場から研究用途まで幅広く対応します。
*1 DCS / SCOS とは
DCS(Diffuse Correlation Spectroscopy)およびSCOS(Speckle Contrast Optical Spectroscopy)は、近赤外光を用いて、組織内の毛細血管における血流速度(血流)を捉える光計測技術です。体表から直進性の高い近赤外光を照射すると、光は血液中の赤血球に散乱されながら組織内を移動し、再び体表に戻ってきます。この戻ってきた光の性質を解析することで、組織血流の変化を非侵襲かつ連続的に評価できます。
特にSCOSは、光子を小型カメラにより検出できる点が特長で、ウェアラブル機器への応用に適しています。
*2 NIRS とは
NIRS(Near-Infrared Spectroscopy)は、近赤外光を用いて、組織に含まれる酸素化ヘモグロビンおよび脱酸素化ヘモグロビン濃度を測定する技術です。これにより、組織内にどれだけ酸素が含まれているか(酸素飽和度)を、非侵襲に評価することができます。
両技術を組み合わせる意義
DCS/SCOSが組織に流れ込む血液量(酸素の供給量)を捉え、 NIRSが組織の活動に伴う酸素消費の結果としての酸素化状態を捉えることで、単に「血液がどれだけ流れているか」だけでなく、「組織がどれだけ酸素を利用できているか」という、末梢組織の機能状態(相対酸素代謝率 rMRO2)までを同時に可視化することが可能になります。
Noninvasive, real-time monitoring of circulation and oxygen dynamics.
Patented DCS-NIRS technology captures blood flow, oxygen saturation, oxygen metabolism, HbO, and HHb for clinical and research applications.